ピアノとバレエと私〜須藤昌子〜

2014/03/26

ピアノとバレエと私。

なぜピアノを始めたのかはよくわからない。

母曰く1歳過ぎたあたりから完璧な音程で歌を歌っていたそうで、ピアノを習うの河当然のことでごく自然な成り行きだった。

最初に譜読みや弾く手ほどきをしてくれたのは母だ。ピアノを弾くのは大好きで辞めたいとか嫌だとか思った記憶は一切ない。ただ大変活発な子供だった私は学校が終わると毎日友達と遊ぶ約束をして遠くまで行ってしまい帰宅が5時過ぎになることも多くよく怒られたものだ。

ピアノは家の目の前の幼稚園で習っていた。その幼稚園ではバレエ教室もやっていて、年中組だった頃は選ばれてバレエの発表会の最後にバレリーナの先生に花束を渡した。振袖を着て舞台に上がりとても晴れがましい気持ちになり、またバレエ教室の集合写真にもしっかり収まっている。

バレエ教室の練習にも自然と付き合うことになり、いくつかの曲目ははっきり覚えている。

「楽しき農夫」は、緑やピンクのピカピカ光る縞模様の衣装で、コマを表現したくるくると回る踊りだった。

さておsれから何十年も経ってバレエを習い発表会で踊ることになろうとは・・・。

3年経った今では体幹も鍛えられピルエットも2回廻れます。

ダイエットの副産物としては、我ながら上出来かな?

何より良かったと思うのはピアノを弾く為の筋力が増していることです。

今私にとって、ピアノは最も大切なもの。

なくてはならないもので、バレエは密かなちょっとした楽しみといったところでしょうか。